もし、あなたのお子さんが、指しゃぶりを卒業するのが人よりも少し遅くなったことが原因で、あるいは飲み込みの方法に癖があることが原因で、もしくは、お口をぽかんとすることやトレーニングすれば解決できるような筋力不足が原因で、将来80歳で20本の歯を残せなくなるとしたらどう思いますか?また、そのことを知らずに歯で苦労しながら一生を過ごすことになってしまっているとしたらどう思いますか。
これは決して大袈裟な例え話ではありません。
それは、小さい頃の習癖は顎の成長にダイレクトに影響するからです。
この文章の著者であるDrMINAMIは、2カ所で保育園の検診を行っています。
そこで、検診で顎の検査のときに顎の成長異常のチェックを行い、
指しゃぶりがある等の習癖を指摘・指導していますが、スタッフの方から、習癖の的中率の高さに驚かれます。つまり、短時間での検診でわかるくらい、習癖は発育に直接大きな影響を与えるのです。
ここで、発育期の適切な時に適切な介入をすることにより、顎骨の成長異常を起こす要因を排除することができます。うまくいけば、矯正治療が必要なくなることもあります。こうした成長異常を起こす要因を排除することを目的として、習癖除去や筋力アップを目的としたトレーニングのことをMFTとよびます。つまり、これらの問題点を、筋力トレーニングを行うことにより、悪くなる原因を除去しようとするものです。
このホームページは、上記についての詳細をたくさんの人に知ってもらいたいというところから、スタートしました。将来的には、このホームページもしくはアプリで、お母さんが子供を見て判断したり、トレーニングできるようなものにしたいと考えています。日々更新したいとおもいますので、チェックし続けてください。
日本全国の歯医者さんがこれを保険診療でできるようになればいいと考えています。当社は、そういう歯医者さんを増やして、ホームページで紹介できるようにしたいと思っています。