以下に該当するお子さんは、歯並びが悪くなる要因があります!!
1.唇の力が弱い
2.指しゃぶりの習癖が2歳以降でもある
3.飲み込むときに舌を前に出す癖がある
4.早く歯が抜けてしまった
5.舌の位置が下に下がっている(上顎についていない)
6.唇を噛む癖がある
7.早くから、矯正治療をおこなう
これらがあると、以下のような結果をもたらします。
1.唇の力が弱い→出っ歯になる傾向があります。
2.3.指しゃぶり、飲み込むときに舌を前に出す癖→開口になります。
4.早く歯が抜けた→歯並びが致命的に悪くなる可能性があります。
5.舌の位置が下→食いしばりやすくなります。
6.唇を噛む癖→出っ歯になる傾向があります。
7.早い矯正治療→永久歯の歯根吸収を惹起する場合があります。
最悪の場合、歯胚が囊胞化することもあります。
噛んだときに前歯が開くことを開口といいます。
こちらのリンクをみるとイメージがつかみやすいと思います。
普通は、奥歯で噛んだときは、前歯が前に被さるようにかみ合わせます。こちらのページがわかりやすいです。
しかし、奥歯で噛んだときにも上と下の前歯が開いている状態が開口です。開口は、かみ合わせの専門からみると大きな問題を抱えています。
まず、開口は奥歯が確実にやられます。
若い頃から、FMCやブリッジが入っている人が多いです。
それは、奥歯に負担がかかるからです。負担がかかると、詰め物をしてもすぐに隙間が開いて、虫歯にもなりやすくなります。開口は、今すぐに何かなるものというよりは、歯が抱えるトレランスが極端に下がってしまうということです。
歯と歯をくっつけることで、余計に負担がかかります。
8020運動にちなんで、80歳の8020達成度に関して調べた調査では、
開口の人は80歳で20本全く残っていなかったというデータもあるほどです。
しかし、そんな場合でも、歯を悪くしないようにするための方法があります。
それは、TCH是正と、歯周組織の継続管理です。