Dr MINAMI
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Dr MINAMI

18年間、東京医科歯科大学部分床義歯補綴学分野に所属し、臨床、教育をしながらの咀嚼機能に関する研究歴を持つ歯科医師。2018年に一般医院を開院。その後、究極の予防を研究。現在は、医院の運営、大学の非常勤講師をしながら、咀嚼の研究内容を社会に発信して知識の普及活動を行っている。

TCH(上下の歯の接触習癖)の直し方

TCH(歯と歯をくっつける習癖)の直し方 TCH(歯と歯をくっつける習癖)とは何かについては、こちらのリンク先に記載されていますので、ご参照ください。 ここでは、TCHを是正する方法について記載します。 歯と歯を無意識にくっつける習癖は改善が困難です。 基本は、違和感等を感じたら歯と歯を離すようにす […]

TCH(歯と歯をくっつける習癖)

TCHは歯と歯をくっつける習癖のことで、Tooth Contacting Habitの略です。 東京医科歯科大学顎関節外来にて最初に提唱された概念だと思っています。 少なくとも、20年以上前から顎関節の木野先生が提唱していたのを覚えています。 要は、顎関節症の原因はかみ合わせではなく、歯と歯をくっつ […]

歯並びに影響を与える習癖と、すぐに使えるMFTの方法

以下に該当するお子さんは、歯並びが悪くなる要因があります!! 1.唇の力が弱い 2.指しゃぶりの習癖が2歳以降でもある 3.飲み込むときに舌を前に出す癖がある 4.早く歯が抜けてしまった 5.舌の位置が下に下がっている(上顎についていない) 6.唇を噛む癖がある 7.早くから、矯正治療をおこなう こ […]

筋記憶

筋記憶という言葉は、研究者にとっては、微妙なニュアンスではありますが、 補綴の臨床をやっている先生にとっては、コントロールすべき重要なファクターといえると思います。 例えば、正しいかみ合わせの人にカチンと音を鳴らすように噛んでくださいというと、 カチっと一点で当たる音がします。 実際には、14本の歯 […]

歯医者さんに1年以上行かれていない方へ

歯周病、誰もが聞いたことがあると思います。 歯周病は歯を支える骨が歯周病菌によって破壊されてしまうとても怖い病気です。 ほぼ全員がかかっているといっても過言ではない罹患率の高さです。 ギネスブックに載っている程です。 25歳〜34歳 79% 35歳〜44歳 84% 45歳〜54歳 88% 小学生から […]

咀嚼について学ぼう(現在執筆途中)

少し専門的な内容になりますが、食べるという人間に欠かせない機能について学びましょう。咀嚼がどのようにして行われているかを知ることは意外に大切です。それは、成長期の習癖がどう影響するか、義歯やインプラントになったときに慣れていく過程を知ったり、高齢になって嚥下等の機能の衰えに対応する方法など、いろいろ […]